9月22日(土)マン島で過ごした日 |
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朝7時過ぎに目が覚めた。昨日まで頑張って起きていたかいがあって、これで早くも時差ぼけを乗り越えられたかな? 朝食は朝8時から。腕時計のアラームセットがよくわからないので、iPODとノキアでそれらしい設定をしておいたのだが、ちゃんと作動してくれた。 こちらはストーブを入れるくらいなのだが、朝一番で日本の家から「エアコンが壊れて暑くてたまらない」との電話が入る。結局大事なく直ったようでよかったけど。 |
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さてダグラスの街だが、部屋が4階のせいもあって窓からの風景はハイビジョンの宣伝用の「画面ははめ込み合成です」のよう。 昨夜着いたときも港には色とりどりの明かりがつき、静かなイルミネーションでお出迎えであった。 |
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街を歩くと、家族連れや谷間もあらわなブロンド美人が行き交い、横断歩道を渡ろうとすると車はきっちり止まってくれる。 しかしレンタカーオフィスが見つからない。フェリー乗り場のインフォメーションのおばちゃんは親切に説明してくれ電話までして調べてくれたが、オフィス自体はあるらしいものの、どうやらもう閉まっているようだ。 宿に戻るとまだ夜10時くらいだったが電気をつけっぱなしにしてばったり寝てしまった。 |
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明け方ぽたぽたという音が外から聞こえる。昨日の快晴が嘘のように去り、雨が降っていた。 部屋に戻ってビデオ編集。 レンタカー屋を探しながらしっかり街を見ると、昨日はきれいに映った海岸辺のホテルやレストランのいたる所に「For sale」との看板が掲げられている。あるいはすでに空き家だったり。車は次々と走ってくるが、その密度は日本の地方都市程度。昨日賑わっていた商店街も日曜日はほとんどお休みなのか、午後5時に通ると閑散として店もほとんどシャッターが降りている。 |
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ダグラスの街を西に東に歩き回って、少し汗もかいたので、B&Bに戻ってすぐにシャワー。勢いで着ていた服も全部洗濯した。 |
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波は非常に静か。フェリーの波が堤防に当たった波が跳ね返って十字型となる | |||
町のバイク屋にデ・ナシオンのポスター。ライダーは当然ランプキン。 |
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【ここまでのイギリス旅行でわかった事】 |
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・イギリスの硬貨は種類が多く色もほとんど同じ銀白色。しっかり見ても数字が入っていなかったり、いったいどれがなんだかさっぱりわからん!やたら厚い物もあり財布にかさばるかさばる。今見たらすでに10種類。マン島独自の通貨なども混ざっていて、もう何がなんやら・・・ ・イギリスは日本と同じ車が左側通行なので、道路は非常に歩きやすい。でも、本島はどうだか確認していないが、マン島では歩行者信号は車と連動していない。たとえば直進の車が青でも同方向の歩行者は赤。道を渡るためにはボタンを押して歩行者を青にしなければいけない。ボタンを押せば日本のように長く待つ事もなくすぐ青に変わるが、この後も時間が短い。ピヨッピヨッピヨッという音がしてほとんど5秒程度で赤に戻ってしまうので、どちらかというと健脚な僕でも道路を渡り切るに至らず。老人や子供はどうなるのだろう。 ・イギリスは飯が不味いというのは、残念ながらどうやら本当のようだ。いまだ「これはいいね」という食事にありつけず。どれを、何を食べてももさもさしているばかりで、自分が牛になったような気分である。 ・ヨーロッパでは小さなスーパーでも必ずミネラルウオーターを売っている。2リットルのペットボトル6本セットとか時には5リットルものデブ瓶とか。でもマン島ではそういう店がほどんどない。というのも、どうやらマン島の水道水は飲めるらしいのだ。(でも万一を考えて、試す勇気はない) ・イギリス本島はわからないが、マン島ではオートバイは道に平行ではなく90度直角に駐輪する。そもそも駐車違反には厳しくないようで、メイン通りに止めてある車でも、タイヤに蜘蛛の巣が張っているものが2台はあった。駐車が自由なら、二輪は縦にしておけば、それだけ止められる四輪も多くなるという事なのだろう。ただし四輪が駐車していないところでは道路に平行に止めた方が邪魔にならないので、この限りではない。 |
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